なにもないように感じる日
とくべつなにかが、あるわけでもなく、暮れていく一日。そうして幾日。
私にとって夏は最高の季節なので、なにもないように感じる日でも最高。
梅雨に入り、かなり、まとまった雨が降りました。
よく歩く道沿いの田んぼは潤っています。
できれば朝と昼は晴れて、夕立になって欲しいのですが、
そう都合よく降るわけもなく、何度も何度も激しい雨に撃たれました。
朝、いちめんに霧がたちこめて、すぐそこさえも見えないほどでした。
みるみるうちに視界が開けて、なにごともなかったかのように、街が見えます。
できることなら、カナメモチの剪定をしておきたかったな、と、思いました。
思うだけで、風に吹かれながら、焙煎したての珈琲豆の香りを楽しみました。